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映画「すずめの戸締まり」の意味は?ことわざや神話などから解説

2022年11月11日から新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』が公開されますね。
その映画の題名のにある「すずめ」「戸締まり」はどういう意味をもつのか調べました。

目次

すずめの戸締まりの意味は?

すずめ

映画の題名にある「すずめ」は主人公の女の子「岩戸鈴芽 いわとすずめ」の名前です。
でも「すずめ」という名前に意味はないのでしょうか?

鳥には誕生鳥と鳥言葉があって、雀の誕生鳥は12月16日、鳥言葉は親孝行です。
12月16日が映画の物語に関係するかは不明でしたが、鳥言葉の親孝行は映画の物語に関係しているかもしれません。

主人公のすずめは訳あって両親ではなく、母方の叔母と暮らしています。
なぜ叔母と暮らしているのかなど、物語の中で分かっていく部分ですが、その辺りも含めて意味のある名前にしたのかもしれませんね。

あと、有名なことわざで「雀の涙」があります。
意味は雀の流す涙ほどのもの、ごくわずかなもののたとえです。
映画『すずめの戸締まり』との関係はないかも?

戸締まり

戸締まりとは「家の戸や窓を閉めること、鍵をかけること」などの意味があります。
予告動画の中に「後戸」という言葉が出てきます。この「後戸」という言葉の意味はなんでしょうか?

「後戸」は”うしろど”と読みます。
後戸とは仏堂の背後の入り口のことで、この入口は仏堂本尊の背後にあることから宗教的な意味を持ちます。
仏堂で行われる修正会(しゅしょうえ)と呼ばれる寺院の法要では鬼は後戸から入ってくるようになっていて、後戸は人々が近づかない場所、秘められた空間、境界的な位置とされています。

このことからも”戸締まり”や”後戸”は物語の重要なキーワードになっていると考えられますね。

岩戸

主人公の苗字は「岩戸」です。岩戸といえば天の岩戸を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
天の岩戸は日本神話に出てくる岩でできた洞窟で天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた場所です。
これが主人公の名字というのも気になるところです。

まとめ

映画の題名の『すずめの戸締まり』の戸締まりや主人公の名前も映画の内容に深く通じるような、意味のある言葉です。
言葉の意味を分かった上で映画を観ると、何倍も映画を楽しむことができるますね。

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